ラン活の始め方

ランドセルは誰が買う?祖父母への頼み方

祖父母が出す家庭は珍しくありません。だからこそ、金額より先に決めておくべきことがあります。

ランドセル代を祖父母が出す。日本ではよくある話です。

セイバンが2025年12月に実施した自社調査(1,498名)では、支払者は両親55%、祖父母47%という結果でした。合計が100%を超えるのは、複数回答または折半のケースがあるためと考えられます。

つまり、約半数の家庭で祖父母が関わっているということです。

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先に結論

揉めるのは金額そのものより、「いつまでに決めるか」と「色の前提」です。この2つは世代間でずれやすいので、金額を話す前に共有しておくと楽になります。

揉めやすい3つのポイント

1. 時期のずれ

祖父母世代の感覚では、「ランドセルは入学の年に買うもの」であることが多くあります。

いまは違います。工房系メーカーの人気モデルは年長さんの5月以降から完売が出始めます。カタログ請求は年中さんの冬から。

「なぜそんなに早く決めるのか」という疑問は、この前提の違いから来ます。先にスケジュールを共有しておくと、話が進みやすくなります。

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2. 色の前提のずれ

これが最も具体的にぶつかる場所です。

ランドセル工業会の2026年調査による、実際に選ばれている色です。

1位 2位 3位 参考
女児 紫・薄紫 30.0% 桃 18.7% 水色 16.7% 赤は6.6%で5位
男児 黒 54.4% 青 14.4% 紺 14.0%

「女の子なら赤」という前提は、いまは成り立ちません。

一方、購入の決め手の1位は「子どもの好きな色」で52.5%。本人が選ぶことが多数派の選び方です。

この2つの数字を先に見せておくと、「いまはこうなっている」という共有ができます。

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3. 金額の前提のずれ

ランドセル工業会の2026年調査による平均購入金額は62,034円。価格帯の分布は次のとおりです。

価格帯 割合
65,000円以上 46.0%
55,000〜64,999円 18.1%
40,000〜54,999円 14.2%
25,000〜39,999円 8.6%
24,999円以下 6.3%

上にも下にも幅があります。「これくらいが普通」という感覚は世代で違うので、数字で共有するのが早いと思います。

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頼むときに決めておくこと

  1. 1. 予算の上限を先に伝える

    金額を決めずに進めると、あとで調整しづらくなります。「◯万円くらいで探しています」と先に言っておきます。

  2. 2. いつまでに決める必要があるかを伝える

    狙っている系統によって締め切りが違います。工房系なら年長の春まで、大手なら夏以降でも間に合います。

  3. 3. 色は子どもが決めることを共有する

    最新の人気色の数字を見せると、前提のずれが埋まります。

  4. 4. 一緒に見に行く機会を作る

    展示会や売り場に一緒に行けば、説明する手間が減ります。孫の姿を見せられる場でもあります。

両家から申し出があったとき

どちらか一方に絞ると角が立つ、という場面があります。

実務的な対処としては、ランドセル以外の入学準備品に回してもらう方法があります。学習机、通学用の靴、文房具など、入学時に必要なものは他にもあります。

夫婦間で先に方針を決めておくのがいちばん揉めません。話が来てから考えると、その場で判断することになります。

予算を自分たちで出す場合

祖父母の援助がなくても、費用を抑える方法はあります。

  • 型落ちモデル — 8月下旬〜9月ごろ。未使用新品
  • アウトレット — 情報メディアの調査では最安値2万円台から
  • 量販店のプライベートブランド — イオンのかるすぽは36,575円から
  • 就学援助制度 — 条件に該当すれば入学前に支給される自治体もあります

4万円未満で購入した家庭は約15%あります。平均に合わせる必要はありません。

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支払者の割合は、株式会社セイバンが2025年12月8日〜16日に実施した自社調査(1,498名)によるもので、メーカー1社の調査である点にご留意ください。平均購入金額・価格帯分布・色の人気・購入決定理由は、ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2026年」(2026年4月進学児童のいる20〜69歳男女 n=1,500 / 株式会社クロス・マーケティング実施)によります。完売時期に関する記述はメーカー各社および情報メディアの解説記事、アウトレットの最安値は情報メディアの調査記事、イオンの価格は同社公式サイトによります。

よくある質問

ランドセルは誰が買うことが多いですか?
セイバンが2025年12月に実施した自社調査(1,498名)では、支払者は両親55%、祖父母47%という結果が出ています。メーカー1社の調査である点にはご留意ください。
祖父母に頼むときは何を伝えればいいですか?
予算の上限、いつまでに決める必要があるか、そして今の色の傾向の3つです。特に色は世代間で前提がずれやすい項目です。
予算を超えたぶんはどうすればいいですか?
先に上限を伝えておけば、この問題自体が起きにくくなります。金額を決めずに話を進めると、あとで調整しづらくなります。
両家から申し出があった場合は?
早い段階で夫婦間で方針を決めておくのが無難です。ランドセル以外の入学準備品に回してもらう方法もあります。

次に決めることは「どれを選ぶか」

時期の見通しが立ったら、比べる基準を決めます。

人気メーカーを比較する選び方の基準を知る

本記事はランドセルメーカーの公式発表資料や公的機関の公開情報をもとに編集部が作成しました。価格・仕様・日程は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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